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本紹介と雑記を混ぜるとえらいこっちゃになりそうなので、本紹介用のブログを開設した。

雑記に関しては引き続き本サイトで。

さて、生涯読書人なんて物騒な名前をつけたけど、別段、深い意味はない。なんか語感がよくて、かっこいいじゃない。まじめに読書してそう感マシマシ。

そう、まじめ感がマシマシ——

マシマシ——

——

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📚 きょう買ったのは以下の二冊

SFマガジン 2024年 10 月号

ノーストリリア (ハヤカワ文庫SF)

やっぱり SF が読みたくなるんだよなぁ……

古典ばっかり読んでいてもあんまりよくないという思いから、 SF マガジンにも目を通すようにした。

ファッション&美容、モードの話とかになるのかな? ファッションと哲学の相性もいいから、Speculative-Fiction 系? なんて想像しながら表紙を眺めている時間が楽しかったりする。

先日、X のタイムラインになかなか興味深いポストが流れてきた。

まずはじめに、この読書垢は承認欲求の道具として本を消費する場じゃないと思うんだけどなぁに対して——

わたしは、別によくね?というスタンス(もちろん、公序良俗の範囲内)であることを表明する。

というのも、人目に付く機会が増えれば増えるほど、本の売れる確率は上がるっていう単純な話であって、さすれば本屋も存続する可能性が上がるのだから、書き手も読み手も Win - Win になるでしょって理屈。ただでさえ斜陽産業とよばれる出版業界を、真面目に本を読んでいる人たちが届く人にだけ届けばいい的エコーチェンバー化で追い打ちかけてどうするの? と、逆に問いたくなる。

まあ、そもそも論として、SNS のフィードが、個人の検索や閲覧履歴から各々の好みを学習して表示する仕組みに洗練されてしまった弊害もあろう。そんな世界だからこそ、外向きに対するエネルギーを増やしてバランスを取っていく必要があるんじゃねぇかなと、思ったりしている。

結論

きっかけはどうあれ、興味を持ってもらわないことには、何事も始まらないよねっていう話でした。ギャルが本を紹介してたらおもろいやん?


所感

ここ三年近く読書垢のポストを観測してきた肌感として、太宰治がいうところの、

太宰治

が、現実味を帯びてきた。

孤独に耐えられるほど人間ってのは強くできていないもので、読書垢で支配的な#読了によって本の情報をシェアする行為に、お友達発見機能共通話題が組み込まれている気がしてならない。

こういうハッシュタグをつける行為自体にエコーチェンバー感を見出し始めたので、今後は、避けていきたいですな。

最近、SF 小説ばっかり読むようになった。

きっかけは、山崎 良兵『天才読書 世界一の富を築いたマスク、ベゾス、ゲイツが選ぶ 100 冊』を読んでからだ。

それまでは生まれながらの飽き性に起因して、特定のジャンル特化が苦手だったのだけれども、SF が世界を動かす原動力になっていたという文脈に触れ——

千反田える

って具合で、SF ジャンルに興味が湧いた。

といっても、根っこがノンフィクション万歳! っていう性質たち(フィクション=所詮娯楽風情)なので——

フィクションごときが実生活くんだりまで影響を及ぼすとか、冗談も大概に Say よ!!

っていう不信感からスタート。

んで、SF 入門と書かれた本を読んでみたのだけれども——

宇宙人? 惑星移住? なにそれ、ツマンネ(゚ σ_゚) ホジホジ

ひどく現実離れした話で、いまいち SF の魅力がわからなかった。一冊だけだけでなく何冊か読んでみても同じように落胆するばかり。おもしろくなければ読了スピードが落ちていくのは当然の摂理であって、一冊あたりにかけるスピードが日に日に落ちていった。一日、三日、一週間……と間延びしてくにつれて、わざわざ苦労してまで SF 作品を読む必要があるのか? という猜疑心に苛まれ始めた。次第に、SF ジャンルの小説を目にするたびにイライラするようになった。

あまりのストレスに毛根が抜け始めたので、これ読んでだめだったら SF 作品を読むのはもうやめようと考えていた、そんなおり——

『ニューロマンサー』を含む、サイバーパンクの系譜と出会った

キターーーー

これだって思ったね。

Science が Fiction というレイヤー上で、真面目に現実と向き合ってるの。フィクションが単なる娯楽におさまるわけではなくて、外挿法としての機能を内包していたの。このときはじめて、SF が持つ”stretch the mind”を理解したの。

そっから、フィクション wwwwwみたいな変な色眼鏡を外して読んでみると、

ふーん、SF おもしれーじゃん

ってなってきて、現在進行形で SF にのめり込むことになった。SF ってのは、現実を俯瞰視点から観測する技術を授けてくれるものだと、実感するようになってきた。

SF は、つきあいの長さに応じた指数関数的おもしろさを提供してくれる。そういうジャンルだと思う。

タイトルの通り、モダン JavaScript へ入門しました。

理由は、いまの JavaScript がよくわからないからです。

() => {}とかasync/awaitとか——

西木野真姫

さすがに、このような状況を放置しておくのも——

メンズコーチ

という結論に至ったので、入門した次第。

とはいえ、バックエンドをメインでカキカキしている身としては、フロントの知識が皆無。どこから手をつけていいのか? どの人を参考にすればいいのか? という知識すらもなし。

とりあえず YouTube でおもしろそうな動画をひたすらディグってたら……

JavaScript Masteryみーつけた!!

見つかっちゃった

このチャンネルが、まじでえぐい。

例を挙げると、

こういうのが動画(しかも無料!!!!!)で観られるようになったの激アツ。

いいゾ~これ

MUR大先輩

わたしはプログラミングの学習をするとき、体系的に進めるよりも、ひたすら写経して指に覚えさせるほうが性に合っているので、なおのことよし。

現場猫

んで、あまりにもコードがわからなすぎるときは、以下のサイトを頼ることにした。

超優良な教材が無料で揃えられる時代に感謝。

月村手毬が好きすぎる。

かっこよくてかわいいとか、

そんなん、好きになるに決まってるじゃん。

やばいって。

普段スマホゲーまったくやらないけど、あまりに惹かれすぎてプロデューサーデビューしちゃったよ。

中等部ナンバーワンアイドルと呼ばれていた元エリート。クールでストイックな皮肉屋と思いきや、甘えん坊で怠け者なトラブルメーカーでもある。二面性のある少女。嫌いな自分と決別し、自分自身を好きでいるために、トップアイドルを目指している。 —— 公式 bio

思っていることと真逆なことをいっちゃう王道ツンデレキャラ。

ストーリーが進むにつれて、増大するデレ成分。

なんといっても、曲がたまんねーんだよ。

やばいっしょ。

やばくない?

やばいんよ。

歌もかっこいいし、ストーリーも感動するし、学マス最高!

月村手毬

月村手毬

私大っ好き虹ヶ咲、(女子が)可愛いもん。そりゃ映画がやるってんなら観るしかないよ? 頑張って。

最近、アレン様構文にハマってます。汎用性が高すぎるんだよな。声に出して読みたい日本語筆頭。チキンナンバンッのジングルが特に好き。

虹ヶ咲の映画も好き。だって(以下略)

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「仲間」で「ライバル」!?
「ライバル」だけど「仲間」!!
12人と一人の少女たちと紡ぐ青春学園ドラマ、ついに映画化!!!

虹ヶ咲を観てて感じた。頑張る女の子だとか女性だとかが癖なのではないかと。虹ヶ咲はもちろんのこと、『がんばっていきまっしょい』だとか『プラダを着た悪魔』だとか、好きな作品はことごとく女性が活躍してるのよな。

女性=「美しさ・協調性」、男性=「独立・リーダーシップ」といったジェンダーステレオタイプの押し売りではなく、「女らしら」からの自由みたいな現実をみれるのよ。

おもしれー映画

虹ヶ咲の映画では生徒たちがスクールアイドル GPX ——配信アプリを通してパフォーマンスを競って「今もっとも推せるスクールアイドル」を決めるイベント——優勝を目指して個人戦することになる。つまりは、ぶつかり合った先に仲違いしちゃうかも的恐怖と闘うことになるのよ。ギスギスした空気感が漂いそーなもんだけど、ところがどっこい、孤独な戦いの中にも調和がある。ときには、手を取り合って困難に立ち向かう。

涙腺崩壊

もーね、涙。止まんねーんすわ。順位の枠組みを超えた青春群像劇。劇中歌とあいまって、手持ちのポケットティッシュを 3 つ全て消費しちゃった。それくらいには感動した。

観てよかった。

早朝五時。動悸と息切れ、割れんばかりの頭痛を添えて。痛いのは嫌いだ。現実を嫌でも認識しないといけなくなる。脈拍に合わせてまぶたが律動し、眉間にしわが寄る。血圧は二百を裕に超え、なにをするにも苦しみがともなう。息を吸うのも苦しい、立っているのも苦しい、じっとしていることも苦しい。苦しい、ただ苦しい。空想にダイブしようにも痛みのせいで叶わない。ひたすらに圧迫感。四畳半を取り囲むモルタル壁がじりじりと迫り、身体中がいまにも押しつぶされそうだ。

どうして自分が、自分だけがこんな目にあわなきゃいけないのか。僕はただ、なんの変哲も無い一日を過ごしたいだけなのに。そんな身勝手な思いが浮かぶ。余裕がなくなる。身体中の細胞という細胞が活動を拒絶する。

それでも時間は過ぎるし、腹も減る。

全ては気のせいと思い込むことにして、日がな一日を耐えることにする。

低気圧による頭痛のダメージを控えるために、ツムラ五苓散エキス顆粒(医療用)を飲み始めて一週間が過ぎました。それが理由かどうかは定かではありませんが、頭痛はおさまってきたものの、脂っこい食べ物——二郎や家系ラーメン——を摂取したときに、お腹がぽんぽこりんでピーヒャラピーヒャラするようになってきたのです。脂っこいものがもともと得意ではないことを加味してもあまりあるくらいのピーピー音が、深夜四時すぎの静かな室内を彩る生活の訪れ。部屋とお手洗いの反復横跳びを強いられている現状が、とんでもなくつらい。でも脂っこいのやめれないんだけどー、と、俺 FPS やめれないんだけどニキばりに声を荒げて気を紛らわせようとしても、お腹のぎゅるぎゅるが鳴りを潜めるわけでもなし。

なので、漢方を服用するの一旦止めようかと思います。脂は命より重いのです。

午後二時は JR 飯田橋駅東口前。じっとしているだけでも体中の毛穴という毛穴から汗が吹き出してくる。猛暑日か真夏日かはわからんけど、スポーツドリンクをかたときも手放せないくらいには暑い。ひどく暑い。氏ぬほど暑い。なんて最高クソッタレな日なんだろうか。一刻も早くキンキンに冷えた喫茶店にでも入りたいという欲求を抑え、なるはやでイベント会場に向かう。

すたこらさっさとクレイジーホットな道中を進むこと五分。インナーびしょびしょ状態で「東京創元社の創元 夏のホンまつり 2024」の横断幕がかかった仮設テントを見つける。

早く会場に入って涼もー。意気揚々と会場イン、そして唖然。

というのも、

仮設テントを抜けると、そこは蒸し風呂でした。

一旦会場アウト、再度イン。されど現実は変わらず。

東京創元社の流通在庫全点(千点以上)が陳列された楽園を前にして、意識がぼうとし始める。

オワタ (^o^)/

カラータイマーが点滅 → 本とかブックカバーとか目星をつけていた品物だけ購入して即脱出(所要時間一分)。

帰り際、コメダに寄ってかき氷を食す。気分は楽園追放。

携帯扇風機を肌身離さず持ち歩こうと決心した一日ですた。